2022年6月にバチカン世界遺産カンチェッレリア宮殿内にて、いけばな小原流及びローマ日本文化会館共催のもと、日本バチカン国交樹立80周年を記念したイベントが開催されました。
こちらのイベントから生まれた映像作品「結 -MUSUBU-」と「繋 -TSUNAGU-」が公開。Seishiro (P.I.C.S.management)がダンサーとして出演し、池田一真 (P.I.C.S. management)が作品の映像監督を務めました。
本プロジェクトでは日本の伝統芸術いけばなと国内アーティストによる現代アートを融合させ、歴史的建造物を舞台に「結ぶ」をテーマとして表現。
荘厳な雰囲気につつまれるバチカン世界遺産カンチェッレリア宮殿で制作された、いけばな小原流家元・小原宏貴氏によるいけばなは、日本の服飾文化の象徴である着物とイタリア花材が使われ国と国を「結ぶ」象徴となりました。
また、使われなくなった着物帯を使用することで、サステナビリティが表現されています。
いけばなを背景にSeishiroがコンテンポラリーダンスを披露。東京2020パラリンピック閉会式衣装統括の齋藤ヒロスミ氏が舞台美術・衣装の演出を手掛けました。
制作過程の様子を描いた「結 -MUSUBU- 」とダンスパフォーマンスの模様を収めた「繋 -TSUNAGU-」、ぜひ合わせてご覧下さい。