映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」をP.I.C.S.にて制作しました。
「岸辺露伴は動かない」は、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦氏の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ作品。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー“を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた作品です。
本作では、日本人漫画家では史上初となるルーヴル美術館との共同企画作品として描かれた、荒木飛呂彦氏によるフルカラーの読切作品「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を仏パリロケ敢行で完全映画化。ルーヴル美術館を始め、ポン・デ・ザール、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、カルーゼル広場などでのロケを敢行。なおルーヴルでの映画の撮影許可が下りるのは異例で、日本映画では2014年に公開された「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」以来2作目となります。
物語では、これまでの「動かない」実写化シリーズでは描かれることの無かった、露伴の知られざるルーツが明らかに。
美の殿堂・ルーヴルを舞台に展開される「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う、極上のサスペンスは原作やドラマを知らない人でも楽しめる内容となっています。
〜ストーリー〜
特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の噂を聞く。それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は、取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13 倉庫」だった。そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる……。